正月のフィレンツェの石畳
多くの館は休館日
すっかり疲れた両の足
再び花の聖母寺のそばを通ります
正面にはなぜか人だかり
おやおやひょっとしたら
中に入れるかもしれないと
いちおう荷物に気をつけながら
群衆の中に身を投じます
しばらくして開門
みんなと一緒にゆっくりと
中に入っていきました
薄暗いドォオーモの中
入れる場所も途中まで
そんな中見つけたのは
左手にあるダンテの肖像
憎いけど恋しいフィレンツェの
城壁の外に立ち
天国・煉獄・地獄の中で
「神曲」の世界に浸っています