50歳のEU(読売新聞より)

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欧州連合はこの3月、前身にあたる欧州経済共同体を設立したローマ条約調印から50年を迎えるとのことです。
現在、読売新聞が「50歳のEU」と題する連載記事を行っています。3月3日現在、10回まで続いていますが、とりあえず1~5までの表題と思った事をメモ代わりに書いておきます。それを並べるだけでも、現在のEUの問題が見えてきます。

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 欧州ルール 世界標準に 「従わないと商売できない」
多くの法律による規制により、EU域外との摩擦が激しくなる恐れが強い。外からEU内で商売しようとするのがますます大変になってくる。

近隣ボスニアの警察育成
 「分断国家」治安の障壁 EU警察部隊
EU周辺や、旧植民地などの治安は、EU内の安全をおびやかす。特にボスニアのようなヨーロッパ内での不安定要因に対しては、警察力的な支援も必要である。

「最も変化した国」スペイン 
 補助金てこに経済繁栄 EUの地域補助金制度
5年程前、アイルランドが一番の成功例とは聞いていたが、スペインも恩恵に預かっているとはあまり実感が無かった。ただ、それによる、不法移民の問題も出てきている。

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 エネルギー 以前露頼み EU共通エネルギー政策
過去の歴史などから、ロシア離れを進めて、よりヨーロッパに深化していきたいバルト3国。しかしエネルギーという生活必需物質のことを考えていくと、そう簡単にはいかない。

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 急激な流入に拒否反応 労働者の移動の自由
イギリスは、フランスなどに比べまだ移民流入に緩やかだった様に思うが、EU拡大に伴いさすがに制限の動きが強くなってきそうだ。いずれにしても、故郷を離れて働かなければならない現実は寂しいものだと思う。

(写真はEUの前身ECの補助金によるプロジェクトである旨を示す看板です。アイルランドのダブリン近くのダンレアリーの海岸沿いにありました。)