バルト海の乙女 ヘルシンキへ

イメージ 1

シャルルドゴール空港からヘルシンキに向かう。
途中、窓からドイツの北海沿岸にある、点々と伸びる島々が見える。
しばらく曇りだったが、フィンランドに近づくと少し晴れてくる。森林と湖の大地が見えてきた。
空港に到着する。パリからというだけあって、入国審査などは全くない。通路に沿って歩いていくうち、すうーとフロアに出てきてしまった。
両替をし、バスに乗る。
さすが北欧だけあって、通りや街並みが本当にこぎれいである。ごみや落書きなどはほとんど見当たらなく気持ちよい。
予約していたホテルは街の中心地よりも北側である。だいたいの目星をつけてバスを降りる。少し歩いて探し、無事チェックインする。
路面電車に乗り、街の中心部に向かう。港のそばで降りて、近くのインフォメーションで情報を入手する。翌日エストニアに高速船で行くつもりなので、それについて聞いてみる。港沿いにある乗り場に直接行くようにとのことだった。すでに夕方なので、間に合うか不安になる。
グラマーな「バルト海の乙女像」のそばや、マーケットの建物内などを通り、チケット売り場に向かう。売り場の建物内はがらんとしている。しかしちゃんと受け付け時間には間に合い、翌日のタリン行きの往復チケットを買う事ができた。
とりあえず目的を達成したので、また道を戻る。まずヘルシンキ大聖堂を見に行く。白いドーム型の建物が夕陽に照らされている。清潔な感じで、いかにも北欧の雰囲気がある。
続いて近くのウスペンスキー寺院を見に行く。こちらは赤レンガ造りのロシア正教の教会で、対象的であった。内部のテンペラ画が美しい。この外では炊き出しのような事をしており、フランクフルトなどを売り出していた。
港の野外マーケットをひやかし、乙女像のそばを通る。写真に撮ろうと思ったがいいアングルは逆光になってしまったので断念する。そして公園の中を通る。
中心地から少しはなれたところに、日本料理店があるとガイドブックにあったのでわざわざ行ってみる。しかしこの日は残念ながら閉まっており、すごすご中心地に戻る。
街中のショッピングセンターの中で、サンドイッチなどの軽食を食べる。しかし少し物足りなかったので、そばにあったスーパーで食べ物や水を調達し、ホテルに戻った。