ディナンの観光案内所から

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教会・城砦側をウロチョロした後、ふたたび橋を渡り、駅側に戻ります。
そして河沿いにある、観光案内所に入ります。
大方見終わった後に案内所にも入るのもおかしな話しなのですが、いちおうどんな所か覗いてみたかったのです。
写真はそのあたり、あるいは少し下流かも知れなかったですが、から見た教会と城砦です。
そこでは市内の手書きの地図と、城砦の案内のパンフレットを手に入れました。
手書きの地図は、まさにその通りで、白い紙に黒字で書き、それを普通にコピーしたものでした。
粗末なものでしたが、素朴で面白かったです。

電車の時間が近づいてきたので、駅に戻ります。
ジュースを飲みながら、駅前をのんびり眺めていると、山高帽にあごひげという、典型的なユダヤ人の姿をした方が歩いていました。
都会では欧州でもよくおられますが、ディナンのような小さい街でしたので、なんとなく意外に感じました。
これも、ひょっとしたら、銅細工関係の方かなと、勝手に想像してしまいました。

ブルッセル方面向けの電車に乗り込みます。
途中、多くの子供たちが乗り込んできました。
いわゆる、ボーイスカウトガールスカウトの格好ぽかったです。
汚れ度からするとキャンプからの帰りでしょうか。
静かだった列車の中が、一変して賑やかになりました。
ベルギーの夏の一日、謎の東洋人と欧州の子供たちを乗せた電車は、ムーズ川沿いをのんびり進んでいくのでした。