ナミュールの街並み

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城砦の上から、北西の方向から目を転じて、北東の方向を眺める。
河沿いの地味な色をした建物、そして先ほど下から見た鐘楼の上の部分が見える。
全体的に地味だが、感心することもある。
屋外広告物が全く見当たらないのだ。
日本だと、一部の都市を特定のエリアを除き、歴史的建造物の上から、嫌でも広告物が見えてしまうことが多い。
それに反して、欧州の多くの街では、そのような広告物はあることはあるのだが、あまり目立たないように配慮されている。
その根底には、街づくりに対する考え方、また価値観の違いというのがあるのだと思う。
日本の場合だと、経済優先で、そのような価値観が認められてこなかった嫌いがあると、つくづく残念に思うのである。