
まあ音響面などは、明らかにホールのほうがいいので、それはそれでありがたいことです。
相変わらず、クラッシックには詳しくないのですが(というかド素人・笑)、それでも自分なりの感想を書いてみます。
ブルーノ・シュナイダーさんのホルンの音が中心となるので、アルプスの山々の中、という雰囲気を感じました。
青いドレスを着たナタリア・ロメイコさんと、樫本さんのヴァイオリンのハーモニーが特に美しかったです。
二曲目はG.イェナーの三重奏曲変ホ長調です。
ここで休憩を挟み、リフシッツさんとカティア・スカナヴィさんのピアノによる、J.ブラームスによる、ワルツ集Op.39です。
ピアノの方が二人出てくるので、ピアノも二台かと思っていたのですが、「レ・フレール」のように一台のピアノを二人で弾くという形式でした。
素人目にはこれは大変なのではないか、と思うのですが、いとも簡単に、ぴったり息を合わせて弾いておられました。
まあこのメンバーなら当たり前なのでしょうが、ドラマティックかつダイナミックで、こちら側にもいわゆる「ノリ」というか「ウェーブ」が強く伝わってきました。
どんどんわれわれ聴衆も、引き込まれていきました。
それにしても、このような豪華なコンサートが地方で開かれることは本当にありがたいことです。
今後も継続していくことを望んでおります。