ル・ポン2012 赤穂国際音楽祭

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かの樫本大進さんが音楽監督を務める、ル・ポン2012を観に、赤穂まで行ってきました!
このコンサートは、以前赤穂城閑谷学校などの野外でも行っていたのですが、今回赤穂ではホールでのコンサートだけでした。
まあ音響面などは、明らかにホールのほうがいいので、それはそれでありがたいことです。
相変わらず、クラッシックには詳しくないのですが(というかド素人・笑)、それでも自分なりの感想を書いてみます。
まず第一曲目は、F.A.ホフマイスターのホルン五重奏曲変ホ長調です
ブルーノ・シュナイダーさんのホルンの音が中心となるので、アルプスの山々の中、という雰囲気を感じました。
青いドレスを着たナタリア・ロメイコさんと、樫本さんのヴァイオリンのハーモニーが特に美しかったです。
二曲目はG.イェナーの三重奏曲変ホ長調です。
ここではコンスタンティン・リフシッツさんのピアノとポール・メイエさんのクラリネットのバトルという感じで、その背景をシュナイダーさんのホルンが支えているという感じでした。
あとどうでもいいことなのですが、リフシッツさんが、ロンドン五輪のときの、Mr.ビーンに見えてしょうがなかったです(笑)。
ここで休憩を挟み、リフシッツさんとカティア・スカナヴィさんのピアノによる、J.ブラームスによる、ワルツ集Op.39です。
ピアノの方が二人出てくるので、ピアノも二台かと思っていたのですが、「レ・フレール」のように一台のピアノを二人で弾くという形式でした。
素人目にはこれは大変なのではないか、と思うのですが、いとも簡単に、ぴったり息を合わせて弾いておられました。
最後の曲は同じくブラームス弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op18です。
まあこのメンバーなら当たり前なのでしょうが、ドラマティックかつダイナミックで、こちら側にもいわゆる「ノリ」というか「ウェーブ」が強く伝わってきました。
どんどんわれわれ聴衆も、引き込まれていきました。
それにしても、このような豪華なコンサートが地方で開かれることは本当にありがたいことです。
今後も継続していくことを望んでおります。