仏大統領選 極右党首「支持候補なし」

 

フランス極右「国民戦線」党首ルペン氏。支持候補なしを表明。
オランド氏を「偽物の希望」、サルコジさんを「新たな失望」と批判。
 
これはサルコジさん側にとって明らかに打撃ですね。
カダフィさんの亡霊なども出で来る落城寸前のサルコジ城。
マリーヌさんがサルコジさんのハラキリの介錯人となってしまうかもしれない。
まあ女性関係で色々あったサルコジさん(まあフランス男ならいつも沢山あるものだが)が最後女性にとどめを刺されるのも粋だという気もする。
それにしても偽物の希望、新たな失望とは上手い表現ですね。
かといって極右や極左が国を救えるとも思えませんが・・・。
政治家をちゃんと監視するのは必要だが、過度な期待を持つのはむなしくて、なおかつかえって危険だと感じる今日この頃。
自分のような現実主義者は、この苦境においては、さまざまな困難にしっかりと対処する
「現実的で理性的なほふく前進」
しかないような気もしますが。
まあ不満の積もっている国民にとったら、なかなか我慢できるものではないのでしょうが。
とにかく最後のテレビ討論でどうなるか。
「普通の大統領」を目指す男が「成金大統領」を負かすのでしょうか?