中野真帆子 著
王龍蒙 写真
螢轡腑僖鵝“行
２００９年８月３日 初版
以前、ショパンの生涯の足跡をたどった本を紹介しましたが、今回の本は、彼のパリを中心とした足跡をたどったものです。
住居だけでなく、ゆかりのある教会や、墓までが美しい写真とともに紹介されています。
また当時の様子を描いた絵画や、同時代の著名人やショパンに関わった人たちの肖像なども掲載されており、ショパンの時代背景の理解に役立ちます。
それにしてもパリ市内だけでも、あちこちにショパンの痕跡が残っているのにも驚かされます。
やはり古い建物がほぼそのまま残っているおかげもあるでしょうね。パリの奥深さを感じます。
パリのあちこちに見かける小さなプレート、よく見ていけば様々な有名人が絡んでいるのが発見でき、何日パリにいても飽きることはないでしょう。
パリ以外では、ノアンや、スペインのマヨルカ島なども扱っています。
