フランコフォニーフェアにて

イメージ 1

先日、関西フランコフォニーの催しがあったので、たいしたフランコフォニーでないにもかかわらず(苦笑)行ってきました。
最初に、知事さんやジプチの大使さんによる挨拶がありました。
大使さんの挨拶の中で、「もともとフランコフォニーとは植民地主義から発生した言葉だったが、今では文化の多様性を表す言葉となっている」というような意味のことを述べられていたのが印象に残りました。
英語が国際語となっている現状では、どうしてもフランス語の地位が弱くなっています。しかし、英語一辺倒ではなく、フランス語をはじめとする様々な言語も尊重していくという態度も、ますます大切になってきているように感じます。

挨拶に続き、まずはスイスなどのオルゴールの演奏およびその構造などについてのトークが披露されました。
オルゴールといっても、小物に使われるような小さなものではなく、人の体ほどもあるオルゴールも紹介し、音を聞かせていただきました。
またいわゆるストリートオルガンのような、手でハンドルをくるくる回すものもありました。美しい音色が、会場に響き渡りました。

続いてワロン地域のビールの紹介と試飲会でした。
シメイなど3種類のビールの醸造方法や、味、色などの説明が行われました。
そしてプラスチックのコップに注がれたビールを試飲させていただきました。
個人的にはわざわざコップに注いでいただかなくても、ビンでラッパ飲みでもよかったのですが・・・それはさすがに無理ですね(当たり前だ)。

続いて写真のようにジプチについての紹介があり、質疑応答が行われました。
その後スイスの作家の紹介、北アフリカの料理について、そしてアルザスの紹介が行われました。
会場にはフランコフォニー関係のブースも多く設置されており、資料などをいただくことができました。