サヴォナローラの悲劇(シニョーリア広場)

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ロレンツオ・イル・マニフィーコ亡き後
華やかなフィレンツェの時代は終わり
都市国家の防衛の危機の中
漠然とした不安がフィレンツェを覆う
そんな中現れた
修道士サヴォナローラ
人々の不安感を救うため
またフランス軍の侵略を防ぐため
そして当時の教皇庁の堕落を糾弾するため
神の名のもとに神聖政治をしいた
ひとまず人心をつかんだものの
結局権力闘争に破れ
シニョーリア広場のこの銘文の場所で
1498年5月23日
火刑に処せられる
狂信的だったとの意見もある
また神の創造物であった人類が
結局神の失敗物であったために過ぎない結果という意見もある
そんな火刑の黒焦げの跡も消え去らない5日後の、
5月28日から
「民衆の支持を得るのはさほど難しい事ではないが、その支持を保持し続ける事は難しい」
武装の備えのない預言者は滅びる」などの言葉を残した
ニコロ・マキアヴェッリ
ヴェッキオ宮に初登庁