ロレンツォ・イル・マニフィーコの彫像(ウッフィツィ美術館)

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シニョーリア広場から
アルノ河の方へ向かうと
ウッフィツィ美術館の間の
道のような
広場のような場所を通る
ここに彫られている
フィレンツェゆかりの人たち
まず気になった
ロレンツォ・イル・マニフィーコ

緻密な策略家でもあり
愉快な享楽家でもあった
メディチ家の豪華王
フィレンツェの危機の中
大胆そして慎重な行動により
残酷なナポリ王の支持をとりつけ
かつ幸運により
法王の怒りも消し去った
運命から、そして神から最大限に愛された男
そしてフィレンツェフィレンツェ市民は
乱世にもかかわらず
ルネサンスという花を華やかに咲かせ
最大の幸福の中で
過ごす事が出来た

しかしながら
転換期にあった
1492年
ロレンツォも死からは逃れられない
ほぼ同時期
サンタ・マリア・デル・フィオーレの
丸屋根の尖塔が
雷に打たれて破壊された
その後のフィレンツェの運命を
暗示するかのように