ヨーロッパのカフェ文化

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ヨーロッパのカフェ文化
クラウス・ティーレ=ドールマン著
平田達治・友田和秀 訳
大修館書店
2000年5月10日 初版発行

ヨーロッパにコーヒーが入ったいきさつから述べてゆき、ヴェニスチューリッヒ・ウィーン・ブタペスト・ベルリン・プラハなどの都市、そしてフランスとイギリスのカフェ文化について語られる。
それぞれの国、都市のカフェで、さまざまな文化人によるエピソードを叙述していく。
作品を書いたもの、インスピレーションを得たもの、政治的活動を行ったもの、など、さまざまなカフェでの出来事を紹介する。
ゆったりと、カフェでくつろぐ文化。
これこそが、ヨーロッパらしいといえるのかもしれない。
一人でカフェでくつろぐというのも、自分のような「せっかちな日本人」には意外と難しいような気がしている。