フォンテーヌブローの中庭の両翼

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入り口から馬蹄形の階段のある建物までの中庭の両翼には、また別の建物がある。
まず左側には「フランソワ1世の翼館」という建物がある。(写真上)
その名前の由来はよくわからない。
前述の参考書には
「(白馬の中庭には)聖王ルイが建てた古い修道院があり、1528年にフランソワ1世がその建物とフランス国王の宮殿をつないだ。」とあるので、その関連かもしれない。
現在はその建物の中は、特に見学するようなものはなさそうだ。
「F」というロゴが、その名残をとどめている。

右側の建物は「ルイ15世の翼館」と呼ばれている。(写真下)
煉瓦と石造りでできており、1739年~1740年、そして1773年~1774年に「ユリシーズの回廊」のあった翼館を取り壊し建造された。
この建物に入り口及び案内所がある。
また内部は「ナポレオン1世博物館」となっており、彼の肖像画や結婚式の模様を描いた絵画、彼の剣やサーベルや帽子、さらには金箔張りのゆりかご、などなどが展示されている。