アルルの古代ローマ円形闘技場の外観

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アルルの古代ローマ円形闘技場の前に立ちます。
外観はニーム円形闘技場と同じく、二層式で、下は四角い付け柱(ピラストル)のあるアーチが並び、上は変形したコリント式の円柱とアーチが並んでいます。
ニームとの違いは、上部の更に上を占める装飾のようなものが、アルルでは無いことでしょうか。
その代わりにというか、アルルでは画像のように上に伸びた部分があります。
これは中世になって、この建築物が要塞状の居住地となった際に監視塔として設置されたものです。
そして19世紀前半に闘技場として再改築されても、この監視塔は1ヶ所を除き、3ヶ所はそのまま残されました。
今となっては、この円形闘技場の、建築上の一つの個性とも言える部分になっています。

(週刊 世界遺産 No.30を参考にしました)