ビール語辞典

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ビールにまつわる言葉をイラストと豆知識でごくっと読み解く
ビール語辞典
リース恵実 著
瀬尾裕樹子 監修
2016年6月27日 発行

ビールについての専門用語や、それにまつわる地名や人名などの固有名詞を、イラストを挟みながら、五十音順で解説しています。
また合間にはビールに関するコラムなどが書かれています。

ゲーテは三度の飯よりもシュヴァルツビア(ドイツの黒ビール)が好きだった。
彼を知る当時の政治家ティム・フォン・フンボルトの著書には「ゲーテは、スープも肉も食べない。彼はビールとゼンメル(ドイツの丸いパン)で生きている。朝から大きなグラスでビールを飲んでいる」と書かれている。

森鷗外の「独逸日記」には、彼がドイツ留学中にビールを大いに堪能していたことが分かる。
例えばドイツ人医学生仲間の中にはジョッキ25杯のビールを飲むものもあった中、自分は3杯で限界だった、と驚きながら悔しがっている記述がある。
また10月にミュンヘンにいた鴎外はオクトーバーフェストにも参加し、楽しんだ様子を記録している。

マルチン・ルター曰く
「ビールを飲む者は床に着くのが早い。
長く眠るものは罪を犯さない。
罪を犯さない者は天国に行ける。
よって、ビールを飲もう!」
(まあでもあまりにもビールを飲みすぎるのは、堕落して天国に行けないように思います・笑)