ラファエロの素描、39億円で落札

この素描、39億円で落札されたそうです。
まあラファエッロの作品ですから、決してありえない額ではないのですが、とりあえずは凄い、としか言えないですね。
記事によると、これはラファエッロの絶筆である「キリストの変容」のための素描だったようです。
この作品はヴァチカンの美術館で見ましたが、薄暗い、ほのかな光の下でしか見ることができませんでした。それだけこの作品の価値が莫大なものだからでしょうね。
確かにほんの素描が39億円だと、全体だとどのくらいの貨幣価値になるのか、想像もできません。
下世話になってしまいますが、やはり恐るべきはヴァティカン、そしてラファエッロという気がします。
どっちにしろ、そんな落札にはまったく縁の無いわれわれ庶民は(笑)、かえって純粋に作品を見ることができる幸せを有しているのかもしれませんが。