フランスのサイクリングレース ドーフィネ・リブレ初観戦

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先日、ジロ・デ・イタリアが終わったばっかりなのに、またまたヨーロッパでの自転車レースの中継をしてくれていた。
「ドーフィネ・リベレ」と呼ばれるその大会、グルノーブルやヴァランスあたりのドーフィネ地方(地図参照)で、8ステージにわたって行われる。
先日、我が家のケーブルテレビでも、そのうちの一日だけ視ることができた。
この日のコースは、ヴァランス郊外を走り抜ける、個人タイムトライアルだった。
街中から少し離れただけで、麦畑などののんびりした風景が味わえる。
彼方には山地も見える。ちょうどグルノーブルの西側あたりの山地になるのだろうか。

今回のレース、コンタドールなどの超有力選手も出場している。
このすぐ後にはツール・ド・フランスという大舞台を控えているため、彼のような最有力優勝候補たちにとっては、前哨戦のような意味もあるのだろう。
また、このレースには日本人の選手(新城幸也選手)も出ている。日本人として孤軍奮闘している姿は、やはり感慨深いものである。

前日まで総合1位の選手は、全選手の中で一番最後にスタートした。
しかし途中経過を見ると、いつの間にか自転車が変わっていたようだ。途中で転倒して、自転車も故障して、スペアの自転車に乗り換えたようだった。
その結果タイムも大幅に遅れ、この日だけのタイムは100位位になってしまっていたのは気の毒なことだった。

ドーフィネと聞くと、どうしてもグラタンを思い出してしまう。
ジャガイモを主な具としたグラタンである。
グルノーブル名物の丸いロープウェイで登ったところにレストランがあり、白ワインとともに食べた思い出がある。
眼前にはアルプスが広がるという絶景の中、おいしい料理を食べることができたのは幸せなことだった。

(地図は中継していただいているJ SPORTSのHPからです。)