聖カテリーナ通りにたなびく旗(シエナ)

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聖カテリーナの生家を出て
再び登る通りの名は
そのまま聖カテリーナ通り

相変らず
石畳の道の上には狭い空
そこにたなびく旗一つ
緑地に赤い線がある

よくよく確認してみれば
それはコントラーダと呼ばれる
地区の象徴する旗らしい
シエナの小さな街を割る
中世から残る
隣保組織のようなもの
祭りのときなどには
競馬もコントラーダの対抗戦

見かけだけでなく
住民の意識まで
中世の感覚が残る
シエナ市民の感情を
旗が代弁しています