フランス ワールドカップ出場決定

ワールドカップヨーロッパ予選、フランスVSキプロス戦を見る。
といっても、NHK衛星放送で、すでに結果がわかった後の視聴だったので、気楽には見られた。

フランスチームといえば、自分にとっては、EURO2000の優勝が最大の思い出だ。
決勝で、イタリアに対し、終了直前で追いつき、延長で見事に逆転した。
ハゲた男たちが、イタリアの色男によるカテナッキオを打ち破ったのだ。
このときは、パリの下宿のテレビで見ていたのだが、試合終了後嬉しくなり、下宿を出て、夜の街をうろちょろした。アパートのテラスで嬉しそうにしている男に、手を振ったりして喜びを分かち合ったものだった。

今回、ワールドカップ出場のためには、5点以上で勝たなければならなかった。
キプロス相手といえども、なかなか点をとれなかった。
アンリ・トレゼゲがいないのが痛い。
シセだけでは無理だった。顔は怖いが、やはり大切な試合、緊張していたのだろう。
しかし、やはりジダンが突破口を開いた。
今のフランスチームは、やはり彼なしには成り立たない。
まあ、それが懸念材料でもあるわけだが。

試合は結局4対0。
スイスがアイルランドとドローだったおかげでプレーオフに回らずにすんだ。
個人的には、アイルランド落選は残念だ。

みんなスイスの結果が気になってしょうがなかっただろう。
試合途中、コーチが両手の指で0二つのシグナルをつくり、選手に見せようとしていた。監督がそれを神経質に制止していた。

とにかくフランスにはワールドカップ本選での活躍を願うのみである。
まあ、少なくとも前回の、慣れない風土での無様な結果にはならないと思うが。

一つ余談だが、キプロスの選手は、ギリシャ系だけなのだろうか。それとのトルコ系も入っているのだろうか?
メンバーの名前をチラッと見た限り、ギリシャ系だけのような気がしたが・・・。確かに合同チームは困難だと思うが。
民族・政治問題がからんでいるのだが、こちらも少しでも良い方向に向かって欲しいものである。