パリ シャンゼリゼ通りのクリスマス市 中止の理由

パリのクリスマス市、中止に 市「中身低俗。イメージダウン」

産経新聞 11/25(土) 7:55配信
【パリ=三井美奈】パリ年末の観光の目玉シャンゼリゼ通りのクリスマス市が今年、中止されることになった。パリ市が「中身が低俗」と決定し、抗議した興行主との法廷闘争で今月、勝利した。

シャンゼリゼ通りのクリスマス市は2008年に始まった。パリ各地で年末年始に開かれる約20カ所の露天市の中でも最大級。だが、クリスマスに関係のない安価な中国製玩具や外国の菓子、チーズなどを売る店が増加したため、パリ市は今年7月、「パリのイメージダウンになる。世界一有名な通りにふさわしくない」(市広報)として興行主に対する公有地使用免許を更新しないことを決定。市議会も承認した。

興行主は「約2000人が職を失う」として市の決定に対する差し止めを裁判所に請求。露天商らは抗議デモを行ったが、裁判所は市の主張を支持した。



シャンゼリゼのクリスマスマーケット中止というコメントをいただいて、その理由がよくわからなかったのですが、この記事のような理由なのですね。
実際には見ていないので、明確な判断はつきかねるのですが、シャンゼリゼ大通りと言えば世界を代表する通りとも言えますので、裁判所の決定が正しいように思えます。
そしてパリ市のこのような毅然とした態度も、都市の品格を守るため、必要だと思います。