マクロン仏大統領誕生を振り返って

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このブログで、マクロンさんを初めて取り上げたのは去年の7月13日でした。
その時点では、政治集会と言うだけで、大統領立候補はまだ表明していませんでした。
そして9月1日のブログでは、Je prends la mer.経済省を出て、海に乗り出していきたい発言しました。
この時でもまだオランドさんの動きを注視していましたが、左派の中では人気が高くなります。
その後右派共和党のジュペさんやフィヨンさんが有力と思われた時期もありましたが、結局最後まで勢いを維持したマクロンさんがフランス大統領となりました。

昨日は日本時間の午後6時ごろ、CNNでルペンさんが投票する様子を観ていました。
夜はなんとなく寝付けず、12時頃ベルギーの放送局が投票途中にもかかわらずマクロンさん60%超の票を獲得と伝えていました。
ベルギーの放送局の調査と言うのが興味深かったです。本国フランスのメディアなら、日本と同じように投票終了まで推定得票数を伝えることは出来ないと思われます。(単なる投票率なら伝えることはできますが)
別国のベルギーゆえの速報ですが、わざわざ出口調査しているのが、やはりEU内の隣国だなあと今更ながら思いました。
そして朝起きて、午前6時前のCNNで、ルーブルのピラミッド前の勝利宣言を観ていました。
その時の印象がこの前に書いたブログ記事です。

とりあえず次乗り越えなければならないのは国民議会選挙。
正直、どうなるか全く分かりません。小選挙区制なので、勢いが残ればかなりの議席を「前進!」が獲得するかもしれませんし、その逆もあります。
まあ、選挙前までは調子のいいこと言って多くの議席を獲得しても、選挙後その実現に苦しむ・・・といういつものパターンかもしれませんが。
それでも若い力で、フランスをそしてEUを良い方向に向けて欲しいと思います。
Vive La France!(フランス万歳!)