Jules-Jacques Veyrassat作「オーセールの眺め」(ディジョン美術館)

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Jules-Jacques Veyrassat作「オーセールの眺め」

 

この絵画はJules-Jacques Veyrassat(1828-1893)による「オーセールの眺め」(Vue d'Auxerre 1865)です。
まずVeyrassatの読みがよくわかりません。ヴェイラサくらいでしょうか?
バルビゾン派に属する画家だそうです。
この絵も前回の作品と同じく、現地で観賞して、絵はがきを買っていました。
自分は風景画が好きなのですが、この絵は特に、一度訪問していたオーセールという街を描いているため、気にいったのかもしれません。
まず画家の視点はヨンヌ川のバタードー(Batardeau)と呼ばれた中洲からだそうです。今はその中洲はありません。
川の流れや街並みは今と違いますが、メインの建物は同じように残っています。
左から、背の高い木々の合間に位置するのは、サン・ピエール教会です。
そして中央にどっしり位置しているのはサンテティエンヌ大聖堂です。
右側に描かれているのはサン・ジェルマン修道院で、隣の尖塔はサン・ジャンの塔、と呼ばれています。
今も昔も、ヨンヌ川からの眺めに風情がありますね。

(ディジョン美術館のHPおよびwikiを参考にしました)