大聖堂までの曲がりくねった石畳(シエナ)

イメージ 1

旅人にはフィレンツェからシエナへの
ただの長距離バスだけど
ここに住んでる人たちには
大事な生活の足
途中の街で
何気なく、いつものように乗り、降りていく
小さなスーツケースを持って
家のほうに向かっていく人もいた
実家に帰っているのだろうか
それとも単に元の住処に戻ったのか

時折雪が積もっているのを見ながら
バスはシエナに近づいて来る
曲がりくねった道を通って
いよいよシエナの終点に着く

寒い中、勇躍中心部に向かおうとするが
気づいてみると、いきなり住宅街のほう
しまいにはどこかの城門のそばまで行ってしまった
気を取り直し、もと来た道を引き返す
丘の上の曲がりくねった、厄介な石畳の道

やっと見つけた中心地への表示
通りもいかにも観光の街らしくなる
そしてとうとう見つけた大聖堂
偉容を見ようと正面にまわる