コンピエーニュ城庭園中央からの眺め

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庭園中央から見たコンピエーニュ城

 

コンピエーニュ城の庭園の真ん中辺りまで、たどり着きます。
木々の間に、翼を伸ばした、白くて平べったいコンピエーニュ城の姿が見えます。

 

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コンピエーニュ城庭園からのボーモン散歩道

城の反対側に目を転じます。
門のような場所の向こうには、まずDemi-luneと呼ばれる半月型の場所があります。
辞書には半月堡という訳が載っていました。これは築城用語のひとつで、日本では五稜郭に見られる三角形状の出塁のことを表します。
コンピエーニュ城の場合、防御的役割はほとんどありません。それより庭園のデザイン的なものかもしれません。門のところを起点に放射状にルートが造られています。
その中心、真っ直ぐに伸びている道はallée des Beaux-Monts、ボーモン散歩道と呼ばれています。
画像では先は白く霞んでいます。
5キロほどの長さで、突き当たり付近には展望台があるそうです。
こんな散歩道をのんびり歩いて、展望台にたどり着き、そこからの眺めも楽しむ、という優雅な時間を過ごしたいものですね。