フランスの民放TF1の大統領選候補者による討論会に参加した(左から)右派候補のフランソワ・フィヨン氏、中道・独立系候補のエマニュエル・マクロン氏、極左政党「左翼党」のジャンリュック・メランション氏、極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン氏、社会党のブノワ・アモン氏(2017年3月20日撮影)。(c)AFP/Eliot BLONDET
フランス大統領選の候補者の討論会の顔ぶれです。
実際は11人が立候補要件に該当しましたが、主な顔ぶれとして5人が選ばれました。
その要件とは
「国会議員、県議会議員、パリ市議会議員、海外領土の議会議員または州・県・コミューンの首長からなる少なくとも500 人以上に推薦の署名をされなければならない」
というものです。
いわゆる泡沫候補をなくすためのものですが、それでも11人も立候補できました。その中には日本語が喋れる人もいるそうです。
日本でも、どこぞの知事選で、同じような制度を取り入れてもいいかもしれません。
今回、決選投票へは、現時点ではマクロンさんとルペンさんが進出しそうな感じです。
中道と極右の闘いで、いわゆる普通の右派・左派の大政党に属していない、という共通点があります。
それは、もし大統領になったとき、国会がオール野党のような状態になることを意味します。これはかなり大変なことです。
この点でも、日本のどこぞの知事さんと同じような苦労が待ち受けているかもしれません。
政争うんぬんはともかく、画像を見ていると、皆さん地味だなあと思いました。もちろん撮り方でそうなってしまっただけなのかもしれませんが。
ファッションは全体的に黒と紺を基調とした配色になっています。そんな中真ん中のメランションさんのネクタイが赤系統でしょうか?さすが極左ですね(笑)。