【2月15日 AFP】フランス人は自分のルールで行動すると言われているが、その固定概念を裏付けるような調査結果が15日、発表された。
 英国王立協会(Royal Society)のオンライン科学誌「ロイヤルソサエティー・オープンサイエンス(Royal Society Open Science)」で発表された論文によると、フランスでは歩行者が10回に4回の割合で、信号無視をして横断歩道を渡る。一方、規律正しい日本ではその割合はフランスの20分の1だったという。
 調査では仏東部にあるストラスブール大学University of Strasbourg)のセドリック・シュウール(Cedric Sueur)氏が中心となって、ストラスブールStrasbourg)の3か所および名古屋(Nagoya)の4か所の横断歩道で、歩行者の行動が分析された。
 調査期間中に記録された、歩行者が横断歩道を渡った回数は、ストラスブールで3814回、名古屋で1631回だった。
 赤信号で横断歩道を渡った割合はフランスで41.9%、日本で2.1%と二国間で大きく異なっていた。男性や20~30代が信号無視をする傾向が強かったという。
 シュウール氏はAFPに対し「フランス人はあまりルールを尊重せず、社会的認知をそれほど気にしない」「違反に対する罰則への恐怖心がフランスより日本の方が強いわけではない。(日本の)人たちの方が他人の意見をより気にしていることを示している」と述べた。(c)AFP

パリやストラスブールで横断歩道守っていたかな、ということに関してはあまり思い出せません。
ただ、この調査をみると、名古屋は日本の中心に位置していることもあって、日本を代表してもいいと思いますが、国境の街で、ドイツ領だった時期もあるストラスブールをフランス代表にしているのは違和感があります。
ストラスブールはパリとかに比べるとまだましなのではないか、と思います。
あくまで全くの偏見なのですが(笑)