モンサンミシェルの尖塔三景

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モンサンミシェルの尖塔を中心に3枚写真を撮っていました。
尖塔の上には大天使ミカエルの像があります。
これは中世を再発見しようとするブームに乗って、1897年に設置されました。
フレミエ作の、長剣を振りかざすミカエルです。
金メッキ銅で、高さ4.2mだそうです。

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伝説によれば、708年、アヴランシュの司教だったオベールの夢に、大天使ミカエル(フランス語でサン・ミシェル)が現れました。
それをきっかけに小聖堂を建立しました。するとモンサンミシェルが一夜にして陸続きから孤島になったとこのことです。

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西のテラスから見た聖堂と尖塔です。
最近、この大天使ミカエルの彫像が修繕されたというニュースが伝えられていました。
いったん尖塔から降りていただき、地上で修繕した後、再び尖塔に運ばれたということです。
いつまでも上空からフランス、そして世界を見守っていただきたいものです。

(週刊ユネスコ世界遺産 第9号 モン・サン・ミシェルとその湾 講談社 を参考にしました)