デヴィッド・ボウイさんを悼む

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自分がデヴィッド・ボウイさんを初めて見たのはashes to ashes のプロモーションヴィデオだったような気がする。
その時はよく氏を知らなかったのだが、あの道化師のような独特な衣装や、不思議な感じのヴィデオのインパクトが強かった。
そして洋楽をよく聴くようになって、「レッツ・ダンス」や「ブルージーン」「モダン・ラブ」など、ストレートなかっこよさがうらやましかった。
当時、渋谷陽一さんのラジオ番組で、ヤングパーソンズガイド、としてデヴィッド・ボウイさんの特集をしていた。その中では「変遷するスター像」というのを強調しておられたように思う。テープに録音していており、この機会にごそごそ昔のカセットテープを探してみたが、なぜか見つからなかった。
改めて、ライブエイドのときのDVDや、昔VHSで録画し、DVDに移し変えた画質の悪いヴィデオクリップを見る。
女装していたり、ちょっと変な感じのヴィデオもあるのだが、やはりかっこいい。
なにせ土台のルックスがしっかりしているから、どう重ねようともやはりかっこよくなってしまう。
ご本人はイギリス人であり、ベルリンの壁を見ていたヨーロッパ人だったのだが、我々ファンから見ると、地球人を超えた存在であったように思う。
このたび、地球を離れて、宇宙に戻っていかれた、と思い込むのが、寂しい心を癒す唯一の方法かと思う。