パリ同時多発テロ 非難合戦で浮かぶ死角

今回、フランスの隣国であるベルギーの責任も大きくなってしまいました。
EUという超国家で、人の行き来を自由にしたのはいいものの、警察権力は基本的に国家単位で、EUでの統一した警察権力は不揃いだった点をテロリストに突かれてしまいました。
このままではシェンゲン協定の見直しも必須になりそうな感じです。
経済において、EUとして統一した金融・財政政策がないことがギリシャ問題を生み出したように、治安の面においてもEU統一が無かった面が今回の悲劇の大きな要因になってしまったようです。
しかし、ここでEU内でののしりあいをしても意味がありません。
一丸となってテロに対処していただきたいものです。