ノーベル経済学賞にティロール氏、文学賞に続きフランスに今年2つ目

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ノーベル文学賞に続き、経済学賞もフランスから出ました。
こちらのジャン・ティロール氏、「寡占状態にある産業の理解・規制という面での貢献」が認められたとのことです。
寡占状態といえば、通信や金融などの分野が代表的です。メガバンクにより世界的な金融危機が起こったりしています。また通信関連でも寡占状態の弊害が言われています。世界の人々に益となっているのかが課題となっています。
これらの問題への対処のため理論的バックボーンを与えるのは、実際の社会に大きな貢献をするものだといえるでしょう。
もちろん複雑な世の中で、経済学者のぴったり思う通りにはいかないでしょうが、それでもノーベル賞という権威で世界の人々の目を向かせることができます。
政治的にいい働きを起こすためにも意味のある受賞だと思います。