EUのおかげでアクセスしやすくなったものは?

アホなことをおっしゃっていますね(笑)
まあシェンゲン協定で、自由往来があたかも当然に出来るようになっているので、昔を知らない若い人に訴えるために、こんな卑俗な例を挙げたのかもしれません。
そしてそれを取り上げるメディアも、更にそれをブログに書く自分も同罪かも知れませんが。
ただ、自分にはドイツのフランス国境の街ケールには強い思い入れがあります。
フランスに来て、初めて国境越えをしたのがこの街だからです。
2000年の夏、ストラスブールからレンタル自転車で、ライン川を越えてこの街にやってきました。
その時でも全く国境審査はなく、簡単に入れました。ただ、まだユーロではなかったので、現金引き出し機でマルクを引き出して、バーガーショップに行ったり、カフェでビールを飲んだ思い出があります。
自由往来だけでなく、同じ通貨が当たり前になっている現在、若い連中に説教したくなる気持ちも少しはわかります。
ただこのオジサン、散々苦労し、時には無駄足を踏んだ後、最終的にドキドキしながら映画を見たのも、若き日の良き思い出になっているような気もします(笑)。