ジロ・デ・イタリア2013 ナポリからスタート

いよいよジロ・デ・イタアはじまる。
今年はナポリからスタートで、周回コースとなる。
ナポリを見て死ね、といわれるほどの、海沿いのいかにもイタリアらしい美しい風景をじっくり見れたのは嬉しかった。
第1ステージ、山岳ポイントが二回あるが、放送でも山岳ポイント賞を誰がとったのか混乱しているようだった。いかにもジロらしい。
あと、山岳ポイントのあたりの広告看板には、下着姿らしい女性の写真が写っていたのが気になってしまった。
ローマ周辺でも、女性の写真とともに、電話番号が書いてあるアヤシイ広告看板があったのだが、それと同じ類なのだろうか?
 
レース自体は、かなり落車やパンクが多かった。舗装のメンテナンスがされていない道路や、石畳の場所もあったりして、あたかもパリ~ルーベのようだという悪口もあったらしい。
選手には大変な話である。
さらにナポリの場合、道路の原料の砂質が火山灰を含んでいたりして滑りやすかったりするようなこともあるようだ。
そしてヘアピンカーブなどでは、いまだミッション車が多いため、どうしてもアクセルをふかしてしまう。そして排ガスが下向きにいくような車の仕様なため、ガソリン成分が道路に吹き付けられ、すべりやすくて危険とのことだった。
まだ晴れていただけでもよかったのかもしれないが。
 
レースは大本命のカヴェンディッシュ選手が優勝。
最後のトレインではキャノンデールが優勢だったのだが、その不利を力づくでまくってしまったのはさすがだ。
惜しくも2位だった、キャノンデールのヴィヴィアーニ選手の悔しがりようが痛々しかった。