さおり&トニーの冒険旅行 フランスで大の字

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さおり&トニーの冒険旅行
フランスで大の字
ヴィレッジブックス 発行
2011年12月10日 初版第一刷発行
 
ダーリンは外国人」で有名な小栗さんとトニーさんによる、フランスあちこちで作ったり活動したりした体験記です。
マンガが中心ですが、意外と内容の密度が濃いので、結構深く楽しめます。
内容は
「食べて見る」ということで
ブイヤベース
エスカルゴ など
そして「見て習う」ということで
ステンドグラス
ハーブ薬局
手回しオルガン
ひげそり など
そして「習って感じる」として
カルトナージュ(神貼り工芸品)
サントン(小さな聖人の人形)
香水 など
そして「感じてはずむ」として
ヤマカシ(都会の空間移動)
お城に住む  などなどです。
 
お二人さんが実際に体験しながら、それぞれのプロの人にお話を伺っています。
それぞれのプロのこだわりと論理をうまく引き出しているので、なんだかまったく知らなかったことでもちょっとした専門家になったような気になります。
たとえば「ヤマカシ」なども、以前見たときは単に危ないことをして喜んでいる連中だな、なんて偏見を持っていたのですが、実際に基本的な動きを練習する中で、技術の心得や、このスポーツの意義などを親しみやすく説明してくれているので、思わずうなずかされました。