これは小高い丘からとった、ポントワーズを流れるオワーズ川です。
そもそもポントワーズという地名自体、Pontoiseと綴り、語源は「オワーズ(川)の橋」という意味ではなかろうかと推測できます。(正確なところは確認していませんが)
中州や、沿岸の並木がきれいですね。
小さな船も就航しているのでしょうか?
こちらは、丘の中腹辺りから別方向を撮った写真です。
教会が一番上にあり、その下に民家が連なっています。
今回のピサロ展で販売していたオフィシャル画集「カミーユ・ピサロと印象派 永遠の近代(CAMILLE PISSARRO Patriarche de la modernite)」の129ページに、この写真とほぼ同じ角度から撮った、モノクロの写真が載っていたのは嬉しかったです。
その写真は1865年当時のものですが、細かいところはともかく、家並み自体はそんなにかわっていないような気がします。
150年以上たっていても、そんなに町並みが変わらないのも、フランスの町のひとつの魅力といえそうです。