オザーワの木はオリーブの木になれるのか?

このたび、民主党を離党し、小沢新党をつくるとのこと。
どこかで見たような風景だが、まあもうどうしようもない。
そんな小沢氏から出た「オリーブの木を目指す」とのお言葉。
このオリーブの木というのは、十年ほど前の、イタリアにおける左派連合の名前である。
まあとりあえずの政策は「反増税」「反原発」というおめでたいものなので、左派が似合うのかもしれない。
しかしながら、そのときの相対したイタリアの右派連合は「自由の家」と呼ばれており、中心は、かのベルルスコーニさんである。
小沢さんご本人は、そのベルルスコーニさんに近いような気がするが・・・。
 
ところでこの小沢新党、どこと提携するのだろうか。
まあとりあえず、新党きづなや大地が一番近いような気がする。
減税日本もかなり小沢さんに近いと思うが、河村さんや大村さんは今人気と勢いのある橋下さんの維新の方にひとまず向いているようだ。
まあ強引に、減税日本が小沢新党と維新を結びつける接着剤のようにしてしまうかもしれないが・・・。
あと、社民党がかなり小沢新党に政策的にも近いと感じる。
なんといっても、当初民主党政権では社民党も政権内だったから、違和感はない。
なんだか、小沢さんと福島さんが手を握り合って笑っている姿が浮かんでしまう・・・。
 
それにしても、大震災後の苦しい日本、こんな内乱をしていていいのか、と憂えてしまう。