フランスの田舎町 芸術家たちが愛した風景

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旅名人ブックス29
フランスの田舎町 芸術家たちが愛した風景
2009年3月9日 第4版第1刷発行(改訂新版)
吉村葉子 宇田川悟 著
日経BP出版センター 発行
 
詩人ランボーを生んだアルデンヌ県、作家バルザックプルーストにゆかりの深いロワール地方、ゴッホプロヴァンス、そして彼と別れたゴーギャンが向かったブルターニュ地方のポン・タヴェンなど文人、画人ゆかりの地を紹介しています。
 
ストラスブールには現代美術館と町の中心クレベール広場を往復する、最新の電気バスがある。
途中でバッテリーが切れチャージのために充電所に停車することもある。
 
ランボーを生んだシャルルヴィル・メジエール。
この町をたびたび離れていたランボー。その理由はこの町に嫌気がさしていたと著者は勝手に思い込み、暗く寂しげな場所だと勝手に想像していた。
だが実際に訪れてみたシャルルヴィルは想像をはるかに越えた落ち着いた素敵な町だった。
 
天高くそびえる二本の尖塔は町のどこからでも見えるシンボルである。
ポン・タヴェンでゴーギャンが神の啓示を授かり、描いた黄色いキリストは、今現在はトレマロ礼拝堂にはない。
村役場広場に面した美術館に飾られているとのこと。