
20日から、三大ツールの最後、ブエルタ・ア・エスパーニャがはじまった。
今年のテーマ曲は、男性デュオよるものらしき曲であった。
無理やり日本に置き換えれば、チャゲ&飛鳥という感じだろうか。
2009年の、女性ボーカルのzaharaのような爽やかさはないのが残念である。
初日は、ベニドームという街での、チームタイムトライアルである。
最初、ベニドームをいう名前を聞いたとき、街の名ではなく、そういう名前のドームがあり、その中を競輪のようにチームでぐるぐる回ってタイムを競うのかと、アホな想像をしていた。
実際は、地中海沿いのリゾート地の街名で、海沿いのコースなどもあり、なかなか美しい眺めであった。
チームタイムトライアルでは、スタートが壮観である。
少し高くなった場所にずらっと選手が並ぶ。そして自転車を支えるためにその後ろにそれぞれ人が立つ。
今回は支え役として、美女もまたずらっと並んでいたので、地中海の風景に負けず劣らず、なかなかいい眺めであった(笑)。そのうち端っこの一人は、足幅をしっかり広げて構えていたのが気になった。ちゃんと押さえていないと選手がこけてしまうので、これはこれで慎重になってしまうのだろう。
ただ、今回はスタート台がかなり高く作られており、スタート直後に何チームかバイクトラブルが起こっており、遅れてしまう選手がいた。どうしてもそこから降りる際、後輪など、メカに負担がかかるようである。
レースはレオパード・トレックというルクセンブルグのチームが一位。今回はシュレック兄弟はいないものの、「一人でロードを走らせれば世界一」のカンチェラーラが引っ張るので、強力だったようだ。
二日目から通常のロードレースとなる。
三級の山岳はあるものの、ほとんど平坦なコースである。この日も海辺を走るので美しい風景である。
それでも、この日は中盤、結構長い時間前方で集団全体を引っ張り、十分国際映像にも映ってくれたのがうれしかった。
(写真はJ SPORTSのHPからのものです)