21世紀に発掘された遺跡、カポ・ディ・ボヴェ荘のパネル(アッピア街道沿い)

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表示に従って中に入っていきます。
写真のようなパネルがあったので、参考のために写しておきました。
やはり説明文を英語で書いてくれているのは、本当にありがたいですね。
それによるとこの場所は、2002年に文化省が私有地を買い取り、同年末から発掘調査を始めたそうです。
割と新しく発掘された遺跡なのですね。
ローマ周辺だと、未だに地中に埋もれている遺跡が沢山あるのではないか、と思ってしまいます。
まあ場所の特定から買い上げなどなど、いろいろややこしい問題も多いのでしょうね。
左側の図面を見ると、アッピア街道から建物までの私設車道が曲がっています。
もともとは遺跡の表面に真直ぐ通っていたそうなのですが、さすがに曲げざるを得なかったようです。
また周辺は木々や花もきれいに手入れして、美観にも配慮している、と書いてありました。
考古学的興味とともに、そのような点に配慮してくれているのは嬉しいことです。