パリの仇を鶴林寺で(将棋竜王戦第4局)

先日将棋竜王戦、渡辺竜王対羽生名人のタイトルマッチが開かれていたので、その大盤解説を見に行ってきました。
今回は7番勝負の第4局になります。
対局場の最寄りの駅には、羽海野チカさんの手書きのポスターがありました。
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駅からてくてく歩いて、まず対局場の鶴林寺に向かいます。
 
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この中で対局しています。
残念ながら中には入れませんので、そのまま脇を通って大盤解説場に向かいます。
途中で大学教授のような方にすれ違いましたが、よく見ると棋士のN七段でした。
対局場で研究するのでしょう。
 
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大盤解説場では若手棋士がいろいろ解説していました。
お客さんもたくさん入っており、終盤ではほぼ一杯でした。
向かって左から山崎七段、稲葉五段、菅井四段です。皆さん優秀な棋士なのですが、それでも難解な将棋になっています。
渡辺竜王が受け切りそうだったのですが、どうも最後の我慢が足りなかったようで、羽生名人の勝ちとなり、2勝2敗の五分にしました。
 
このブログはヨーロッパに関することを書いているので、付け加えます。
この渡辺竜王と羽生名人は、2年前パリで対決しています。
ホテルのリヴィングルームに、カーペットを敷いて、後はそこに盤をおいて和風で対局したそうです。
感心したのは、対局前、ルーヴルや凱旋門も見学したのですが、渡辺竜王サンクルー競馬場に行き、4レースの内3レースの単勝を的中させたそうです。
さすが勝負師ですね。