
こちらの作品が、署名の間の「パルナッソス」です。
その絵は、古代神話に伝えられる詩のありかを表現したものです。
中央にはアポロン神がおり、詩の永遠の価値を象徴するリラ・ダ・ブラッチョを奏でています。
ただし、この楽器は、ラファエッロの時代のものであり、古代には無かったものです。
アポロンの周りには9人のミューズがいます。
また向かって左下には女流詩人サフォーもおり、どちらかというと女性的な要素が多くなっています。
詩人は18人で、ギリシャ・ラテン・イタリアの代表的な詩人がいます。