2010-05-03 サトゥルヌスの神殿(フォロ・ロマーノ、ローマ) ローマへ続く真直ぐな道 #ヨーロッパ この遺跡はサトゥルヌスの神殿と呼ばれるものです。 サトゥルヌスというのは、奴隷制のない平和な時代を築いた伝説の神です。 写真では、円柱が7本しかないようですが、左端の円柱がちょうど重なって見えなくなっており、実際は8本あります。 もともと、紀元前498年12月17日に(現地のガイドブックにはちゃんと日付までありました)時のコンスルであったティトウス・ラルキウスによって建設されたそうです。 そして国庫として活用され、軍団旗や元老院議決もここに保管されていました。 紀元前42年には拡張工事が行われ、4世紀に火災の後、再建されたそうです。