サトゥルヌスの神殿(フォロ・ロマーノ、ローマ)

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この遺跡はサトゥルヌスの神殿と呼ばれるものです。
サトゥルヌスというのは、奴隷制のない平和な時代を築いた伝説の神です。
写真では、円柱が7本しかないようですが、左端の円柱がちょうど重なって見えなくなっており、実際は8本あります。
もともと、紀元前498年12月17日に(現地のガイドブックにはちゃんと日付までありました)時のコンスルであったティトウス・ラルキウスによって建設されたそうです。
そして国庫として活用され、軍団旗や元老院議決もここに保管されていました。
紀元前42年には拡張工事が行われ、4世紀に火災の後、再建されたそうです。