セプティミウス・セヴェルスの凱旋門と聖なる道(フォロ・ロマーノ)

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1788年4月、ローマをあと数日で離れるゲーテは、満月の晩に、このあたりも見物していた。
~背後の階段をおりて行った。セプティミウス・セヴェルスの凱旋門は、暗い影を投じながら黒々と私の前にたっていた。
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物さみしいヴィア・サクラ(聖なる道)の中には、日ごろよく見なれた事物が、異様に、また幽霊のように浮かび出ていた。~
 
ゲーテ著 イタリア紀行(下) 岩波文庫より)