眼前に迫るサン・セバスティアーノ門(ローマ)

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アルケオバスに乗ると
渡されたイヤホンを
座席のプラグに差し込み
名所の説明を聞くことができます

日本語のチャンネルを探し出し
解説を聞こうとしますが
運が悪かったのか
音が途切れたり
微妙に場所とずれていたりして
せっかくの解説がなかなか役立ちません
地図やガイドブックを元に場所をたどるも
あっという間にバスは進んでいくので
把握することもままなりません

寒風に耐えかねて
前方の透明なカバーで覆われた席に移ります
ここだと風は避けられるのですが
写真撮影がさらに難しくなってしまいます

そんなこんなで
バスは市街地を抜け
門をくぐり抜けていきます

その門の名は
アッピア街道の基点ともいえる
サン・セバスティアーノ門
修復状態もよく
威風堂々としています

バスが門をくぐり抜けたところで
席から後ろを振り返り
何とかフレームにおさめますが
迫力だけは撮れたようでも
全体像は無理でした

(現地のガイドブックによると、サン・セバスティアーノ門の城壁は271年にアウレリアヌス帝により建築が開始され、276年にプローブス帝により完成されたとのことです。当時は3世紀の危機と呼ばれた時代で、皇帝もコロコロかわっていました。やはりそういう時代だからこそ、門や城壁を造っていたようです。)