ピレネーのあたりを登ったり下ったり(ツール・ド・フランス第5~8ステージ)

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ツール・ド・フランス第5~8ステージは、フランスからスペインそしてアンドラに至りフランス領にもどる、というコースを取る。地中海沿岸もあるが、主にピレネーの山々を登ったり下ったりだった。

第5ステージでは、逃げ切ってフランス人のヴォクレールがステージ優勝。そういえば山岳ポイントのところで選手二人で言い争いをしていた。細かい人間模様が見える。
スイス人の選手は英語・仏語両方でインタヴューを受けていた。こんなこと彼らからしたら当たり前なのだろうが、自分からみるとやっぱりウラヤマシイ。

第6ステージではバルセロナまで、時々雨のコンディションで、落車も多かった。
バルセロナの議事堂と噴水があるところの大通りが画像としてはダイナミックでよかった。
サグラダファミリアなどとともに、大きな座薬のような建物を写しだしていた。あれはなんだろうか?

第7ステージはスペインから、アンドラまで。ゴールはアンドラ・ヴィエイユとあったから旧市街という意味なのだろうか。
コンタドールが最後の坂道で素晴らしいスパートを見せるが、わずかに総合1位は及ばず。

第8ステージは、アンドラからフランス領内に戻る。
ゴール前の駆け引きが素晴らしい。
4人の選手がトップグループだったが、掟破りの選手がスパートしたのにもかかわらず、それをじっくり見定め、その選手やもう一人の選手を見定めながら上手く利用し、最後の最後で抜き去った姿は見事だった。
まだマイヨジョンヌはAG2Rの選手だが、アスタナの手の上で転がしているような気がした。
さすがアスタナは銀河系軍団である。

(写真はJ SPORTSのHPからです)