第4ステージはモンペリエ周辺のチームタイムトライアル。
チームタイムトライアル(以下TTTと略す)を自分が観戦するのは、今年のジロ・デ・イタリアに続き二度目である。
スタートに、それぞれのチームの9選手が勢ぞろいをする。
そこで各選手の自転車を支えているのは、イタリアのように美女たちでなく、普通の男性だった(笑)。
それでも短距離用の鋭いヘルメットをかぶり、おそろいのユニフォームで一列に並びスタートする姿はやはり壮観である。
新城選手のブイグテレコム、別府選手のスキルシマノなど、各地チーム颯爽と出発していく。
しかしこのTTT、選手にとっては難しくハードなものである。
チームメイトに配慮しつつ、全速力で走り抜ければならない。
それに加えて、今回のコースは路面が悪かったり、道幅が狭かったり、カーブが多いなどTTTとして悪条件が揃っていたらしい。
そのせいもあり、落車したりする選手が続出した。
ジロ・デ・イタリアのリド島のコースよりも、さらに大変だったように思う。
そんな中、観戦している自分も、翌日の仕事のことも考え、途中で「落車」してしまった。
自分の落車は、単に観戦途中に寝てしまうことを意味する・・・。
翌日、結果を見ると、ランス・アームストロングやコンタドールを有するアスタナが優勝していた。
そして、総合成績でも、ランスが首位とほぼ同タイムの2位に躍り出た。
総合優勝をめぐる争い、その中でも同じチーム内のランスとコンタドールの関係など、今後もいろいろ目が離せない。
(写真はJ SPORTSのHPからです)