プロヴァンの青空に消えた鷹(フランス)

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プロヴァンの鷹のショーの続きです。
最初は地面に近いところを浮遊していた鷹達だったのですが、次第に上空に舞い上がるようになってきました。
アリーナの高い所に立っている中世の衣装をまとった鷹匠の手から、青空に向かって飛び立ち、そして鷹匠のところに戻っていきます。
われわれ観客は、青い空のなかで、黒い点のようになっていく鷹の姿を見上げています。
無事に何度か地上と上空を往復しましたが、一匹の鷹が、上空にあがったきり戻ってきません。
われわれもそれらしい黒い点を見つめていましたが、だんだんよくわからなくなってきました。
鷹匠たちも様子が変です。
指笛?で何度も指図をしていたようですが、相変わらず鷹は戻ってきませんでした。
結局、なんとなくしらけた雰囲気の中、鷹のショーはお開きとなりました。
鷹もそれなりに訓練されているはずですが、一体どうしたのでしょうか。
結構暑い日だったので、暑さで鷹も頭がイカレてしまっていたのでしょうか?
終わった後、みんなでしんみりと反省会をしている情景を想像すると、少し気の毒にもなってしまいました。