マキアヴェッリの家の梁(フィレンツェ)

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右手の入り口を真っ直ぐ進むと
通路のような薄暗い場所
突き当たりの左側には
工芸品を扱っているようなお店
その手前の梁をよく見ると
なにやらプレートがある
イタリア語はわからないけれども
マキアヴェッリの文字や
1944の年号などで
どうやらマキアヴェッリの旧家のものらしい

「わが友マキヴェッリ」からその日本語訳を引用すると
「この梁は、1944年の破壊の直後に発見されたもので、マキアヴェッリの家に使われていたものである。」と書かれてある。
さらに薄暗い中を探すと
この建物の通りに面した所にあったようなプレート
そして写真のように
展示されている陶器類の上に
もう一つの梁を発見する

1944年、フィレンツェにおいても
アルノ河を挟んで
戦火を交えたが
一部の価値のある建物以外は
戦争で簡単に壊された
当時はぐしゃぐしゃに破壊されたようだけど
今は壊されやすい陶器と一緒に
ひっそりと、でもしっかりと
保存していてくれてます