ウッフィツィ美術館から仰ぎ見るヴェッキオ宮

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ウッフィツィとの名称は
英語でオフィスという意味で
最初は行政機関として
1560年に建設された

内部の廊下は
古い田舎の校舎のよう
それでもここには
ローマ皇帝の彫像や
偉人たちの肖像があり
イタリアの歴史の重みが
両側から迫ってくる

南へは
アルノ河に架かる
ヴァザーリの回廊を抜け
ピッティ宮殿まで
そして北のヴェッキオ宮とも
市民の好奇のまなざし無しに
通り抜けることができる
権力者の夢の道程

現代の下々のものは
そう簡単には行けなくて
面倒くさい許可が必要らしいが
美術館のテラスから拝める
ヴェッキオ宮の巨大な塔を見るだけで
少しは支配者の気持ちがわかる
不思議なフィレンツェの美術館