バディア・フィオレンティーナ教会の鐘の音(フィレンツェ)

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フィレンツェ最古の教会といわれる
バディア・フィオレンティーナ教会
建物と鐘楼を
一緒に撮ろうと
後ろの建物ににじりより
なんとかフレームにおさめる
あとで見たら
ガイドブックの写真と同じようになっていた

そのガイドブックによると
ダンテの「神曲」の天国編に詠まれていたとのこと
改めて読んでみるが
この教会の名前は見当たらない
見つけたのは、ダンテの祖父の祖父にあたる人の回想
「フィオレンツァは、古い城壁の中で、
平和で地味で貞潔だった、
その城壁の上ではいまでも九時と三時に鐘がなる。」
という部分だった。

この鐘の音こそが、
この教会の後ろの鐘楼から鳴ったものだったのだろうか
いちおう「ジョットの鐘楼」より古いそうだから
考えられないこともない

ダンテに導かれて
時空間を越え
改めて中世に戻る
写真の中の追想旅行