珍しく開けてくれていた
ここダンテの家
写真の左側の建物の中で
１２６５年に
ダンテは生れた
中は博物館となっており
当時のイタリアの姿を展示していたり
「神曲」の物語のイラストを
ビデオに映し出し
イタリア語で語りだしている
ある鍛冶屋さんが
仕事をしながら
神曲のフレーズを
自分流にアレンジして
つぶやいていたところ
そばを通りかかったダンテ
その声を聞いて
突然仕事場を荒らした
「なぜ俺の仕事場をめちゃくちゃにするんだ」と怒る鍛冶屋さん
「お前は俺の詩をめちゃくちゃにしたからだ」と言い返すダンテ
真偽の程は定かでないが
神曲がラテン語でなく
トスカーナ語で書かれ
人々に広まりやすかったということと
ダンテの狷介な性格が
よく現れている
ちょっとしたエピソード
